紅葉といえば赤く色づく葉の方がイメージとしてはあると思います。
植木で考えても人気のあるのは赤く紅葉する木の方が断然人気があります。
しかし、このページでは黄色く黄葉する樹種の素晴らしさや重要性を
皆さんにお伝えできればと考えております。
秋の山をよく見渡していただければ分かりますが、山の風景は赤く紅葉する樹種と
黄色く黄葉する樹種があるからこそ素晴らしい紅葉風景を創りだす事ができています。
例えば、山の木が赤く紅葉する木ばかりだとしたら、秋という四季のやわらかさや
どこか寂しげな秋の雰囲気を作り出す事は出来ないと思います。
むしろ、その様な山だったら今持っている私たちの秋のイメージとは
違ったものとなっているのではないでしょうか?
そこに黄色く黄葉する樹種が混植されているからこそ、
日本の秋の風情というものが創造されていると思います。
※地域によって黄葉のイメージは多少違ってくると思いますが
ここでは当地方での黄葉を基準に判断させていただいております。
№1 | クロモジ(正確にはオオバクロモジが好きです。) |
黄葉する樹種の中ではダントツで好きです。 | |
№2 | アズキナシ |
これぞ落葉樹というような葉の形状をしていますので、木の全体的な印象が | |
№3 | ブナ |
ブナは黄色く黄葉してから茶色に変わり来年の春先まで葉がついています。 | |
№4 | イタヤカエデ |
当地域では、秋に山を見渡して黄色く見える木のほとんどがイタヤカエデになります。 | |
№5 | コシアブラ |
山菜で近年人気急上昇のコシアブラの黄葉はまた一味違った魅力を持っています。 |