コロナウイルス...困ったものです

前回の店長日記から一ヶ月以上たちましたが

「コロナウイルス」さらに拡大しています。

テレビも新聞もネットもコロナまみれ、

 

「中止」、「延期」、「自粛」、「休止」、「休校」...

ネガティブワードのオンパレードです。

つい数ヶ月前のコロナウイルスが出回っていない

時の事を忘れてしまうぐらい今は変わってしまいました。

 

そんな中、この苗木、植木生産業も何かしらの影響を

受けておりまして、植樹イベントが中止になったり

山への植林活動がストップしているため、出荷量が

減ってしまったりと。数字的に色々落ち込みそうです。

 

昔の店長日記で書いたこともあったかもしれませんが、

 

「木はとにかく自然だ。暖かくなれば芽吹いて葉や花を咲かせ、

寒くなれば紅葉して落葉する。

木から見れば人間は忙しく見えるだろう。

嬉しい時には元気になり、悲しい時には元気をなくす。

四季とは関係なく感情の起伏と行為が何度も何度も

幾度となく訪れる。人間は忙しいな。」

 

今も圃場に植えてあるアオダモもアオハダも

コロナウイルスが出回る以前となんら変わらず

そこに立っています。

こちらの地方もだんだん暖かくなり、

芽が膨らんできてもう少しで葉を出そうとしています。

なんかこういう感じすごく癒されるんですよ。

自分が生まれるはるか前から存在している木という

人生の大師匠が

「人間は大変だな。ひとまず、

俺は暖かくなってきたから葉を出すぜ」って

言ってるような気がして。

癒されるというか、色々考えすぎないで

シンプルに今大事な事、大切な事を

考えて行動すれば良いんじゃないかと

思わせてくれるんですね。

 

自分もとうとう40歳を超えてきて

木と会話できると思い込んでいる

怪しいオジサンになりつつあります(笑)

 

 

うちで働いている従業員の子が、

「いつも色々お世話になってるので、これ。」

と言って今では売り切れで全然買えない

「除菌スプレー」を持ってきてくれたのです。

素晴らしいですよね。最高ですよ。最高です。

 

この先、本当にこの世の中

自分の身を守るマスクやスプレーなどが

本当に買えない世の中になるようだったら

次は自分がそのもらったスプレーを

そのまま彼にあげたいと思っています。

 

これが今一番大事な感情で大切な事だと

思っています。