暑いです...

こちらの地方では、お盆が明けるとかなり涼しくなるのが
いつもの気候なのですが、今年は全然涼しくなる気配がありません。
皆さんのお住まいの地域はもっと暑さが厳しいかと思いますが
外仕事がメインの当方では、従業員一同かなり参っております。
こんな年は初めての経験で、もしかしたら12月まで、この気温が
続くんじゃないかという幻想まで抱かされております。
「そしたら、山採りの仕事も楽ですね..雪が無くて..」という
若い従業員の言葉にさえも返す事が出来ないぐらい深刻な天候です。
通常のサイクルなら、お盆過ぎに涼しくなり、苗木の新芽も固まり
秋口の霜にも被害が無く、お待ちかねの雪が到来!という感じ
なのですが、この天候で一番怖いのは、涼しくならないために
いつまでも新芽が伸び続けて、いきなり霜が降りることです。
新芽が固まらずに霜など降りようものなら、苗木の芯が
霜で枯れしまうという事態が起こります。
暑さが続いても良いからせめて順序良く冬を迎えていただきたいのが
せめてもの願いですね。。

今日は最近よくメールでいただく、「お問い合わせ」について
この場でご回答させていただきたいと思います。

「Q.常緑樹の取り扱いは今後ありますか?」とのお問い合わせが
ちょこちょことあります。

回答としては「A.無いわけではないのですが、現在検討中です。」

当方は冬の寒さが厳しい地域ですので、生育出来る常緑樹が
かなり限定されるため、常緑樹自体の自生が大変少ない地域です。
山を見渡しても、9割以上が落葉樹で構成されています。
ですので、現時点では生産はあまり考えておりませんが
もしかしたら、今後常緑樹の取り扱いもあるかもしれませんね。

ここでちょっと豆知識として少し説明させていただきたい事があります。
実は常緑樹での人気樹種シマトネリコやソヨゴは以下の様になっているのです。

(常緑樹)シマトネリコ (落葉樹)アオダモ →どちらもモクセイ科の木です。

(常緑樹)ソヨゴ    (落葉樹)アオハダ →どちらもモチノキ科の木です。

びっくりする事に常緑樹の人気樹種も落葉樹の人気樹種も同じ科の木なのです!!
(知ってましたか?)