なかなか雪が解けません。。
今年は雪解けがかなり遅いです。
例年の3月後半なら既に土が見え隠れしている状況なのですが、
まだ、80cmぐらいの積雪があるため、
山採り作業は難航の一途を辿っております。。。
根巻きの作業は出来るには出来るのですが、
雪があって一番大変なのは掘る木の見極めです。
山採り作業は通常以下の手順で行われます。
①掘る木にピンク色テープで印をつける。
②エンビと言われる木の掘り上げ専用スコップで掘る
③根巻きをする
④山から出す
現在は
①良さそうな木の周りの雪を除雪する。
②株元が半分ぐらい見えてきて商品になると判断したらピンク色のテープをつける。
③エンビで木を掘り上げる。
④根巻きをする。
⑤掘り上げた木を山から下げてくるために除雪しながら道をつける。
(※トライアスロンの様な木を滑らす道を作ります。)
上の方の枝だけを見ると立派だと思い、
株周りの雪かきをするのですが、いざ株元が見えてくると
ひどく曲がっていたり、キズがあったりして
掘れるような木では無い事が雪かきをしてから発覚します。
そんな感じなので木の周りの雪かきをしても
掘り上げる事が出来るようなものは半分ぐらいしかありません。
ですので、①と②に異常に時間がかかるために掘り上げ本数が
上がらないという状態になっております。
先日は、8本連続掘り上げる事が出来ない様な木にあたって
さすがに挫けそうになりました..
そして、⑤の山から出す作業も雪が深いために1歩1歩が
ズボズボと足が雪に埋まるので、既に仕事というよりは
修行に近いですね(笑)
今日の画像は、『植え付け方法』のページでおなじみの
「田村君」が根巻き作業をしている画像を載せております。
画像が小さくて分かりずらいかもしれませんが、
積雪80センチの穴の中で根巻きをしています。
この仕事に入って早3年目。たくましくなっています♪