種採りの毎日です。

毎日、苗木生産用の種子の採取に追われております。
当方で取り扱っている樹種で一番ダントツで大変なのが「ホオノキ]です。
ホオノキは非常に高さがある木なので、木に登って採るのですが
猿のように6,7mぐらいの高さまで登っていきます。
一本の大きな木に沢山なっていれば、まだ楽なのですが
まずそういう木はそんなに無く、次から次の木へと登ったり下がったりの
繰り返しでなかなか効率よく採取できないのがホオノキです。
畑に播種(種をまく作業)しても一年で40cm前後ぐらいしか伸びない
木ですので生産も難しい樹種なのです。
しかし、山林への植林でホオノキはとても人気のある樹種で、需要もある事から
当方では結構力を入れて生産している樹種の一つです。
逆に種子の採取で一番簡単なのはコナラやトチノキ、クリなどの下に落ちてから
採取できるタイプの樹種が一番楽に集める事が出来ます。
しかし楽といっても、コナラなどのドングリは毎年2t、クリは1tぐらいの
量を採取しますのでとても人手がかかります。

明日もホオノキ中心の採取になりそうですので今日はたっぷりと体を休めようと思います。
次に店長日記を更新する時はホオノキの種子の画像を載せますので
是非ご覧いただきたいと思います。知らない方は見るとびっくりすると思いますよ。
形がかなり独特ですからね...