忙しさ継続2

やっとの店長日記の更新です。

生産作業の忙しさも落ち着き

そろそろ植木の商品画像の撮り直しをしようと

予定しながら早10日は過ぎてます。

梅雨が明けない感じで、全く撮影できる日が無くて

結構困ってます。

このショップを始めてから、7月に葉が無い画像を

載せ続けている事は1度も無く、

いつも楽しみにしていただいている

お客様には本当に申し訳なく思っております。

すぐにでも撮りたいところなのですが

現時点で週間予報を見ても曇りと雨予報ばかり...

天候が良くなり次第、撮り直し&商品追加を

しますので今しばらくお待ちいただけたらと思います。

 

前回の店長日記でご紹介した「クルマバソウ」。

かなり反響ありましたね。

「クルマバソウいいね」というメールはもちろんですが

直接お電話をいただいたり、店長日記もろくに更新しない

駄目ショップ中の当サイトを見ていただけている事に

本当に嬉しく感じています。ありがとうございます!!

うまく生産できるかはまだ何とも言えませんが

販売できるようになりましたら是非ご覧いただけたらと思います。

今日はちょっとアオダモについて書こうと思います。

アオダモは清涼感抜群の葉と白みの入った綺麗な

幹がポイントの木で人気が続いていますが、

ここにきて、この「白みが入った幹」というのに

ちょっと考えるところがあります。

山採りものの幹には必ずといって良いほど

白みが幹に入っていますが、

このアオダモを山採りではなく生産するとなると

幹の白みがうまく出ない事が常です。

これは山と違い畑には肥料分があり、どうしても幹が

若々しく、元気に伸びるため白みが入らないのが

原因のひとつになります。

ただ、当方で生産しているものは山採り物ほどでは

ありませんが結構白みが入ってきます。

これは山採りものに近づけようとした結果なんですが

最近はこの白みにこだわる事に疑問を感じています。

なぜならば、やっぱりアオダモは幹ではなく

清涼感のある葉が一番の魅力だからだと

思ってるからです。

ただ、この葉も肥料分多めで生産すると

全く良さの無い厚ぼったい葉になってしまい

清涼感どころでは無くなってしまうため

この点には細心の注意を払って生産しています。

肥料分を多くすることが出来ないという事は

商品になるまでの期間が長くなるという事になります。

 

その自社生産しているアオダモを少しご紹介します。

 

当方で生産すると山採り風な幹の曲りが出てきます。

良いも悪くも山採りと幹の感じは変わりません(笑)

当地方は積雪が多くあるので、どうしても

まっすぐというよりは少し自然な雰囲気の曲りが出てきます。

これは完全に土地柄に恵まれてます(^^♪

これが雪が無いとなると自然な曲りが出てこないため

生産は難しいと感じると思いますね。

直立な樹形のアオダモほど面白味の無いアオダモは

ありませんからね(笑)なぜ、生産もののアオダモにこだわるのかというと

一番の大きな理由は「根の良さ」です。

山採り物ですとどうしても根の荒さがつきもので、

この根の悪さが枯れの原因になってしまったり

植え付け後の生育の悪さを引き起こしてしまいます。

当ショップでは今の時期では葉の状態を見て

根の状態を考えての商品選びを徹底していますので

山採りしたものを全て商品にする事はまず無いんです。

3分の1は畑に植えこむものが出てきます。

じゃあ、山採りしたものを畑に何年か植えて

根を作ってから出荷すればいいんじゃないの?

という声も出てくると思いますが、

このネットショップという観点から考えると

そう簡単な話ではないんですね。

山採りものを何年も畑にねかせてしまうと

まず根鉢が倍ぐらいの大きさになってしまい

配送が困難な重量になってしまうんです。

それが苗木のうちから生産するとなると

重量を上げずにに配送可能な2m以上の

植木を作ることができるんですね。

あと、樹形がかなり違ってきます。

しなやかさが無くなり、ゴツゴツした樹形に

なってしまい、せっかくのアオダモの良さが

損なわれちゃうんです。

今年のような植木の商品画像を撮り直しする

時間もとれないような忙しさは

こういう生産形態にシフトしてきているからというのが

理由となっています。

 

その他として今後はソヨゴの生産に力を入れていきたいですね。

現在販売しているソヨゴは販売するのが少し早くて

樹形がまだ出来上がってきてない部分もあるのですが

理想的にはこれです↓

 

こういうソヨゴが大好きです。

画像を見てるだけでドキドキしちゃいます(^^♪

 

久しぶりの店長日記で長々となってしまいましたが、

今後、生産していく樹種の中でアオダモ、アオハダ、ソヨゴ、

コハウチワカエデは絶対的に力を入れていく樹種に

なっていくと思いますので、これからの当店の方向性を

見ていっていただけたらと思います(^^♪