店長日記

431

 

【今の時代は過去に戻る事が出来る】

 

カッコつけてますが、そんな大それたことじゃなく...

 

テレビの見逃し配信。の事です(笑)

 

これ、すごく便利で良いとは思うんですが

なんかしっくりこないんですよね。

もちろん自分も見逃し配信、おおいに利用しています。

ただ、なんかしっくりこない。

見逃したのに見れる違和感というか。

 

昔なら、その見たいテレビ番組を見るために

時間を気にして色々と行動に計画性が多少なりとも

あったと思うんです。

それが今ではそんな事を考えなくても

見たい時に簡単に見ることが出来る。

そう。それがみんな大好き見逃し配信(^^♪

余裕のある時間に、自分に都合の良い好きな時間に

見たい番組を見ることが出来る。

 

好きな時間に見たい番組を観るという事は

すなわち

計画的に行動する事を、

考える行為という機会が多少なりとも

無くなるという事でもあります。

 

自分は昔から偶然という言葉が大好きです。

偶然こそ我々人間にはもっとも大切な瞬間だと

思っています。

 

今のこの便利な世の中は

全てをクリアにしすぎて偶然性が

異常に減少しているように感じます。

見逃し配信もそうですが、ネット環境の普及で

過去のものを再現する事も出来るし、過去に戻ることも、

言い方によってはちょっとした未来に行くことも可能です。

全て人工的なんですよね。

 

ただ、この便利な世の中でも

再現するにはなかなか難しいものに

「自然美」というものがあります。

自分はこれを大切にしたいし、ずっと続けばいいなと

思うもので、人工的とは真逆の存在で

そこには代えがたい素晴らしさがそこにあります。

 

色々、意味の分からない事をだらだら書いてしましましたが

全てはこの画像の前置きです。

 

 そんな風景がコレです。↓

 

 

いつの日かこれも人間の手でいとも簡単に

再現することが出来るように

なるのでしょうか?

それはそれで残念でもあり、

半面どうしてくれるのか楽しみなところでもあります。

この手のものは、なかなか手が付けられないだろうから

しばらくは安心な分野かなとも思っております。

木々の移り変わりが秋の風情を

着々と創り出してくれています。

 

 

 

画像の木はアオハダと言います。

毎年、毎年つくづく思いますが本当にきれいな木だと思います。

この控えめな実の付けた方はアオハダの

魅力のひとつではないでしょうか。

 

数年前、何も問題なく植木を販売出来た頃、

アオハダの雌木は非常に希少で、いつも販売できる本数が

少なくて、もっと販売できるようにとの思いでアオハダの苗木を

畑に大量に植え付けしました。

そのアオハダは今では2.5~3.0mの大きさになりました。

しかし、まさか今のように植木を販売できない時代が来るとは

微塵も思わない頃の話です。

この綺麗な実を見るとあの頃の気持ちが思い出されて

非常に複雑な気持ちになります。

ただ、アオハダはやはり良いですよね。

ただただシンプルにそう思います。

 

 

 

 

先月後半ぐらいにオオヤマザクラの種を取りに

標高の高い場所へ行っていた時の事です。

 

舗装道路に落ちた種をほうきで掃いていた時に

何か動いたと思って視線を送ると

 

 

 

 

おおーーーーーーーー!!!!!

感じたことの無いぐらい衝撃的な可愛さの動物に遭遇しました。

見えますかね?

これキツネの赤ちゃんです。

自分も初めて見ました。キツネ自体は全然よく見るのですが

このサイズのキツネは初めてで...

本当に可愛い💛

後ろ姿だけでも可愛さがにじみ出ていますよね(^^♪

 

そして次です。

 

 

 

 

はい。牛です。

先のキツネを見た後に可愛いな、可愛いなと思い起こしながら

落ちた種を掃いていたところに、何か音がした!!

と振り向いたらの牛だったので、これはこれでひどく驚きました。

一瞬黒く見えたので反射的にクマだと思っちゃって

心臓バクバクですよ。

ずっと遠くに牛がいるなーとは見えていたんですが

何故か一頭だけ迷ったように自分の所に。

小さい子ギツネで頭がいっぱいの所に、

どでかい牛というギャップもあっての衝撃だったので、

心臓バクバクからのヘナヘナですよ。

 

その後ですよ。

軽トラックで返ってる途中、進行方向のずっと先に

黒いかたまりが見えたんです。

まあクマですよね。

このパターンはもう何年も何回も味わっているので。

久々のクマのお出ましかーと思いスピードを少し緩めて近づくと

 

何か違うぞ。

 

何か変だぞ。

 

なんだ、なんだ?

 

「イノシシー!!!!!!」

 

イノシシで騒ぐなよと思われるかもしれませんが

自分の住んでいる地域にはイノシシは生息していません。

なので生まれて初めて見ました。

テレビでしか見る事が無い生き物です。

初めてのイノシシはとても衝撃的でした。筋肉のかたまりのような

筋肉質のすごくバネのある走りをする動物でした。

これも温暖化の影響なのでしょうか?

 

そして、まだ終わらなかったんです。

 

さらにまたその先に黒いかたまりが見えたんです。

まじかー。クマかイノシシか、どっちだ?

イノシシを初めて見た自分には

黒い生き物=クマorイノシシ

という新しい情報が加えられましたので

それを元に目を凝らしてみたら、

いやそんなに目を凝らさなくてもあからさまにクマでした。

ただ、これも子熊だとおもうんですが、

なんか逃げ方が遅いというか、

親熊と違って逃げ方に迷いがあって。

車から見ていて、その様子が分かったので、

その道路を直進しないで右の農道に入れば

逃げてくるそのクマを

もっと近くで見れるかなと思い、

反射的に右に通っている

農道に入ったんです。

車から見たその現場を説明すると、

左から舗装道路→草の茂ったちょっとした丘→農道という

見た目なんですが

自分は右にハンドルを切って、

その農道に入っていったんです。

 

その直後ですよ。

 

その草の茂ったちょっとした丘の茂みから

クマが飛び出してきたんです!!

車にぶつかる感じではなく、軽トラックの荷台に間違って

乗っちゃう感じ(笑)

その後、色々想像すると怖くて怖くて...

もし、荷台にクマが乗ってしまったらどうなる?

そのクマが飛び降りてくれれば良いんですけど

もし飛び降りてくれなくて乗りっぱなしだったらと思うと...

家にはもちろん帰れないし、車は止めれないし、

どこに向かえば良いんだろうと...

 

完全に岩手日報トップニュースですよ(笑)

 

画像を撮れれば良かったんですけど

そんな余裕なんてありません。

 

こんな感じの1日でしたので、心臓の疲弊というものを

味わった1日となりました。疲れました...

 

 

ムラサキヤシオツツジです。

自分はこの花がとても好きです。

通常ツツジの花と言えば、

びっしりと花が付くイメージだと思いますが

このムラサキヤシオはびっしり群がって付くというよりは

花と花の空間を作りながら花をつけてくれます。

こういう雰囲気がとても好きで、これこそ雑木林の雰囲気を

象徴させるようなツツジ種だと思いますね。

わざとらしくないというか、良い意味で自然な雰囲気というか。

通常、お庭にツツジを入れるとどうしても

ありきたりな雰囲気が出てしまいます。

庭木だからツツジを植えとけみたいな。

ただ、このムラサキヤシオは例えばアオダモやアオハダの

枝の陰になるような箇所に植えてあげると

それだけでかなり雰囲気を作ることが出来ます。

通常、植木を植えるときには列に植えてみたり、

縦に並べてみたりと、

言うなればしっかり植えてしまうんですよね。

ただ、雰囲気を出すためにはきれいな線で植える意識より

ただランダムというより、何かの理由に当てはめて植えると

全然違う雰囲気を作ることが出来ます。

上記で書いたように「枝の陰になるように...」みたいな

そういう条件の元、植えてあげるとかなりナイスな

雰囲気になります(^^♪

是非、参考にしていただければと思います。

 

 

皆様のお住まいの地域の桜状況はどうでしょうか?

こちらは現在、咲き始めました。

 

 

毎年思うのが、なぜ桜がこんなにも日本の象徴的な花に

祭り上げられているのかという疑問を持ちます。

桜の花が良くないとか嫌いとか

そういうことを言ってる訳ではありませんが

色々な花が存在しているこの日本で桜だけは別格な扱いというのに

疑問を持ちます。

 

「桜前線」

こんな言葉があるぐらい別格な木です。

自分の大好きなアオダモの花が

もし桜に代わる日本の象徴だったとしたら

こうなるのでしょうか?

 

 

「アオダモ前線」

 

すごく見慣れない(笑)

そして、なんか語呂も悪い。

 

桜の素晴らしさをちょっと味わった気分になりました(^^♪

 

 

ここ最近、植木の販売についてのお問い合わせが

多くなってきています。

 

Q.植木の生産はもうやっていないのでしょうか?

Q.植木の販売再開はいつぐらいになるでしょうか?

Q.植木の商品追加は近々あるでしょうか?

 

こういう内容のお問い合わせがございますので

ここで少しご説明させていただきます。

 

A.植木の生産は全然今まで通り、行っております。

むしろ、生産本数自体は年々増えております(^^♪

ただ、現在は業者さんへの出荷100%となっておりまして、

ネットショップでの販売は現在休止中させていただいております。

近年の配送ドライバーの不足やネット販売における

配送量の増加等の原因で、植木などの大型配送物は

送料の超大幅upもしくは配送不可となっております。

とてもネットで販売できるような状況ではなく

本当に残念なのですが、植木のネット販売は

現在停止とさせていただいております。

 

やっぱり、配送してくれる業者さんがいてこその

ネット販売なので今の状態では、とてもじゃないですけど

販売できないのが現状です...

毎日のように商品撮影をしたり、イベントを行ったり、

年間、1,000本を超える植木を販売できていた頃が懐かしいです。

 

いつかは、また販売再開できることを常に考えて行動しては

いるのですが本当に難しい問題です。

このような状況ですので、本当に申し訳ございませんが

何卒ご理解いただければと思います。

 

新年あけましておめでとうございます!!

 

2021年が始まりました。

ついこの前、2000年という節目の正月を迎えたと

思ったら既に21年が経とうとしています。

 これでは、すぐにおじいさんになってしまうという

不安感に包まれた新年になっています。

 

小・中・高・大とこれまでの人生を顧みると

30代になってからは時が経つスピードが

異常に早くて、なんか変な気分です。

今日、初詣のおみくじを引いてきましたが、

これ先週もやった気がするな~って感じです(笑)

去年は大吉、今年は吉と間違いなく

1年たってはいますが、、なんなんでしょう?

ひどく早い。まあ、これが大人の1年という感覚

なんでしょうね。いい加減慣れろって感じです。

 

昨年、2020年は総括として、やはり

 

「新型コロナウイルス」

 

これでしょうね。完全に歴史の教科書に載るような

事態になっています。

まるで漫画であったような

「20XX年 全世界でウイルスが蔓延!!」

みたいな、とんでもない事になっています。

テレビでは連日、感染者数の事ばかり、

テレビに映る人はみんなマスク姿やフェイスマスク。

スポーツの大会も軒並み中止。

オリンピックもできるとか出来ないとか...

2019年までには考えられなかったことが

今現在、継続して起きています。

 

こういう不安な事態が起こると、自分は決まって

バロメーターというか心の拠り所にしている事があります。

新年ということもあって、今回は特別の特別で

ご紹介させていただきたいと思います。

 

 

それがコレです。↓

 

 

 

 

 

この木に相談します(笑)

 

この木は「アカマツ」という木なんですが、

アカマツでは珍しい株立ちという樹形になっており、

それはそれは優雅にそびえ立っている

見事なアカマツなんです。

樹齢は人間で言うとおじいさん×3みたいな

年齢だと思うんですが、これにいつも勝手に

話かけています。

いろんな時代を見続けている、この木こそ

地球単位での先輩だと思っています。

 

今回のこのコロナウイルスが蔓延して

どうなってしまうんだろう、この世の中は...

って思い、不安になり

やっぱりこのアカマツのところに行ってみたんです。

そしたら次の回答でした(^^♪

 

「だから、みんなマスクしてるんだね~♪」

 

こういうご回答でした♪

 

仕事を始めた頃、

近年稀にみない春の強烈な遅霜で

発芽したばかりの小さな苗木、

推定数十万本が一夜で全滅した時も、

 

「確かに今日の朝はめっちゃ、寒かったよね~♪」

 

こう言っておられました(笑)

 

このアカマツ、とんでもなく寛大で

とんでもなく自然体なわけですよ。

何かに行き詰った時には

これに諭してもらって自分なりの答えを

導き出してます。

 

今年もまだまだ大変な事も続くと思います。

ただ、これも長い長い地球の歴史の中での

ひとつの過程だと思っています。

氷河期のマンモスも今の我々も

結局は同じ枠の中の生き物です。

人間特有の思いやりという気持ちを持って、

生き物らしく全うして生きていきたいです。

 

今年も、

植木と苗木の専門通販サイトネクストグリーンマーケット

を宜しくお願い致します!!

 

 

 

今年も植木の掘り上げ時期がやってまいりました。

何ですかね。とにかく気分が高鳴る時期です。

まあ、ちょっと見てください。

 

 

 

 

 

最高ですね。

左の赤い木がコハウチワカエデ、右が大人気樹種アオダモです。

山採りをしていた頃に、畑で山採り株のような自然な樹形を

作りたいと思い、苗木の植え付けから

7年が経ち、やっと出来上がりました。

1本1本の個性がよく出ていて自信満々の商品です。

逆に言えば、畑でよくこんなに汚い樹形を作れるなと

同業者さんに言われてしまいそうですが、

渾身の出来だと思っています。

通常、畑で生産される植木は10本あれば10本

同じ樹形になるのが普通ですが、

当方では植木畑とはこうあるべきという

従来の生産方法の真逆を行ったというか

概念を取っ払ったというか

そんな感じの生産方法を選びました。

苗木を植え付け始めた当初はどうなることやらと

思っていましたが、これを見れば大成功だと思っています。

 

天気も良いし、自分にとっては記念すべき1枚なんです(^^♪

 

 

 

先日、常連のお客様とメールでやりとりしていた際、

「今、一番推しの樹種は何ですか?

やっぱりアオダモですか?」

とのやり取りがありまして、

前なら即答で

「アオダモです!!」

と答えてたんですが、今回、アオダモですとは

すぐに言い切れない感覚があって...

その時は

「アオダモであることには間違いありませんが

ナツハゼ、アオハダ、コハウチワカエデが

やっぱり総合的に良いですよね~」

って話をしてたんです。

 

それから数日経って、

今シーズン一番寒いんじゃないかというぐらい

寒い朝がありまして、

生産圃場に着いて

苗木を見て回ろうかという、

その瞬間飛び込んできた

光景がありました。

 

コレです↓

 

 

ナツハゼです。

寒さにあたって赤い葉色がより一層赤くなり

素晴らしい見た目となっておりました。

朝露も効果的で。。

朝見た時は、もっと感動的で衝動的だったんですが

画像にするとちょっとインパクト不足な気もします。

 

とにもかくにも、これを見た時に確信したんですよ。

 

一番好きな樹種は「ナツハゼ」です。

 

間違いない感覚でした。(^^♪

一番近くにずっといた幼馴染に

突如気づいた恋愛感情。

これと一緒でした!!(笑)

 

本当に好きですね。

活字で説明するのは非常に難しいのですが

やはりナツハゼ本来の性質に

魅力を感じます。

例えば、ナツハゼは同じように生産しても

同じ樹形にはなかなかならないんですよね。

苗木のうちから個性がすごく出るんです。

アオダモやアオハダ等は上に伸びる力が

強い木ですので苗木のうちはまあ真っすぐの

1本棒のような樹形です。

ナツハゼは横に伸びる性質も兼ね備えてるので

苗木のうちは横に枝が伸びたりして

隣の苗木と枝がぶつかりながら

隙間のある方、太陽がある方に伸びていきます。

そうする事で個性的な枝ぶりが出来てきます。

ナツハゼ自体が横に伸びる性質と

いうわけではないのですが

アオダモなどの中・高木の木と比べると

グングンと伸びる木ではなく、

横に多少伸びやすい。こんな感じです。

 

例えば同じ樹齢、同じトレーに入っていた

苗木を3つぐらい紹介します。

 

1つ目↓

 

 

 

2つ目↓

 

 

3つ目↓

 

 

全然、違うんですよね。

これがナツハゼの良さです。

苗木のうちから風情バンバン出しています。

 

そして、この葉色ですよ。

 

 

自分が言葉でグダグダと説明するよりも

シンプルに画像を見て感じていただけたらと思います。

あまりにもナツハゼ愛が強烈で

文章が長くなってしまいそうなので

今日はこの辺にしておきたいと思います。

 

 

 

植木の販売を休止してから1年が経とうとしています。

配送業者さんの問題から植木の販売を停止

せざるを得ない状態でここまで来ましたが

やっぱり植木の販売がしたいですね。

数年前までは1日に何十本と梱包していた日を

ひどく懐かしく感じます。

今みたいに涼しくなってくると

そろそろ堀り上げ時期が近づいている事を

体が覚えていて何かソワソワするんですよね。

数年前のネット販売では

一冬掘り上げたものを春から夏にかけて

販売していき、そうすると秋前ぐらいに

販売商品が無くなってきて

掘り上げ可能時期の秋口から

毎日のように掘り上げるんですね。

この時期、業者さんへの植木や苗木の出荷、

種子採取、雪の害を防ぐための作業が

重なりに重なって...

あの忙しさが懐かしいです。

植木イベントの忙しさも強烈でしたね~。

 

その頃は株立ちの木ばかり販売していましたが

自分の今のトレンドは完全に単木もしくは

立ち数の少ない株立ち。

これが一番しっくりきています。

ネット販売はしていなくても、植木の生産や

業者さんへの出荷はそれなりに行ってきたのですが

行きついたのが単木の素晴らしさですよ。

 

こんな感じです。まあ素晴らしい。この言葉に尽きます。

しかし、この頃は感覚的にちょっと違ったんですよね。

むしろ上記の商品なんかは、

お庭のスペースが取れない方に是非!!

みたいな感じで販売していましたが、今では

こういうのばっかり販売していきたいと思っています(笑)

 

参考までにこの頃の自分のトレンドはコレです↓

アオハダです。化け物です(笑)

久しぶりに見ましたが、これはこれで凄いですね。

 

今年こそは植木の販売を再開できるようにと目論んでおりますが

販売できるようになりましたら、再度お知らせ致します(^^♪

 

昔はお盆を過ぎればあからさまに涼しくなって

体感的に初秋を感じさせる天気になってくるのが

8月後半のイメージでした。

 

いつの日からか、お盆過ぎに一番暑い時期が

やってきて、1年の暑さのピークを感じさせる

時期として定着しているような気がします。

週間天気では32℃前後がずらりと並んでいますが

自分の小さい頃は30℃を超える日がそんなに

無かったので、30℃を超える週間天気の気温を

見ると多少の違和感がまだあります。

 

はたして、20年後どうなってるんでしょうか?

 

この冷涼な東北、岩手の週間天気でも

35℃前後がずらりと並ぶ時代がくるのでしょうか?

 

当方は外仕事がメインなので本当に大変です。

自分も暑くて大変だなと思いますが

それ以上に従業員の人達は意識的にもっと

大変なのではないかと思います。

 

関東の同業者さんと話をすると

暑さで落葉樹の葉が落ちるんだという話を

ここ数年よく聞くようになりました。

ヤマボウシの葉が落ちるってよく聞きます。

暑さで人が大変なのはもちろんですが

今まで普通だった気候があからさまに

変化してきていて、とても大きな何かが

異常をきたしているような気がして

不安さを感じてしまいます。

 

そんな暑い最中、本当にすごいなと思う事が

ありました。

 

それは「木の木陰」です。

 

たかが木の木陰、されどの木の木陰です。

本当にすごいんです。これは外仕事をしている

人だったら一番分かっている気持ちだと思います。

日当たりと木陰が境界線であるとします。

この前、圃場の端っこでそういう境界線があったので

1歩=炎天下、1歩=日陰を繰り返しやってたんです。

全然違います。本当に違う。境界線越しに

違う世界を行ったり来たりしているそんな感じ。

熱中症の初期症状か?(笑)

 

【天国と地獄】、【陰と陽】...

オーバーにいうと10℃違うんじゃないの~

ってぐらい。

 

今更ですが

地球に最も必要なものは木です(笑) 

間違いないと思いました。

エアコンは動かすために電気やお金(^^♪

そして仕切ったスペースが無いと

ほぼ無意味。

動いていないエアコンはむしろ暑そう。

 

木はすごいですよ。本当に今更ですが

ほんとにすごいと思いました。

この感覚を全世界(?)みんなが感じる事が

出来れば、いろんな相乗効果で

この不安な世界もまた何か

変わりそうな気がします。

今と昔、大きく変わったのは

その境界線を知る機会が減った事なのかな?

やっぱり大したもんです。木は♪

 

 

 

ここ1ヶ月ぐらいでしょうか。

全く太陽が出ていない気がします。

基本曇りがちの霧雨模様で

明るくなったかな?と思っても、太陽がしっかり出ている

感じではなく明るい曇り空という感じです。

こういう天気、実は苗木が伸びやすい天気ではあるのですが

同じぐらい、いや、それ以上に

草が伸びやすい天気でもあるんですよね。

まあ、よく生える草ですよ。毎日草取りです。

 

 

前回の店長日記の効果なのでしょうか?

ここ数日、ナツハゼのご注文が続いております(^^♪

今日はそのナツハゼを購入していただいた

お客様からナツハゼについてお電話をいただきました。

 

Q「ナツハゼの実はインフルエンザ予防に効くんですか?」

 

新型コロナが一世風靡しているこのご時世に

何ともホットなご質問で驚きましたが

お電話でのお問い合わせでしたので

裏技であるネット検索もかなわず、

反射的にこう答えてしまいました。

 

A「そうなんですかー!!!!!!!」

 

昔からナツハゼ、ナツハゼ言ってますが

これはダメですね(笑)

 

ただ、言い訳させていただくと

ナツハゼはすごく良い木なんですよねって

もう何年も言ってますが、この「良い木」というのは

自分なりに基準があるんです。

あそこが良い、こういうところが良いとかっていうのは

はっきり言ってちょっと似非なんですよね。

本物の感情じゃないんです。

本当の感情というものは言葉では表せないような

自然に湧き上がるような、無から生まれるような、

なんともシンプルなものな気がするんです。

すごく可愛いお犬さんの頭を撫でている

瞬間とか、赤ちゃんの小さな手に指を差し出した時に

ギュッと握ってくれるような、あの感情なんですよね。

自分の中でそういう感情が湧き上がるのが

ナツハゼであり、アオダモ、アオハダなんですよね。

 

ちょっと話が逸れてしまいましたね。

 

そのナツハゼの実についてネット検索しましたよ。

そしたら確かに出てましたね。しかも結構普通に。

ポリフェノールっていうのがすごく高いってのは

知ってました。ブルーベリーの何倍だか。

これがインフルエンザ予防に効くというなら

ちょっと心当たりもありますね。

自分結構食べるんです。ジャムとかにするってのは

よく聞きますが自分は生で食べます。

秋の苗木生産用の種採取の時なので

何百キロって単位で実をとるんです。

その時によく食べます。

ジャムになるようなものは酸味(酸っぱさ)が強いものが

よくジャムにされるじゃないですかー。

確かにガンガン品種改良されたブルーベリーは

生食しても甘みがあって人気あるじゃないですかー。

自分、あれが苦手なんです。

何か人工的な味に感じるというか、自然な風味じゃない

感じがするというか。。。ただの偏屈かな(笑)

 

そこにきてナツハゼは

まあ酸っぱいんです。うん。酸っぱい

無改良の木ですからね。ただ、これが良いんです。

コンビニとかで売っていない味。

ひどく自然な味に良さを感じるんです。

様々な手法で我々の味覚を満足させてくれるこの現代

だからこそなのか、とにかく良く感じます。

 

しかし!! ですよ。

 

その酸っぱいナツハゼなんですけど、

実はあるんですよ。甘い時期が。

完熟期後半のとても良い甘さになっている

期間があるんです。すごく短いですけど(笑)。

これに当たりたくて酸っぱい実を食べ続けて

るのかな?

いずれにせよ、なんの効能があろうと

なかろうとナツハゼの魅力は十分に

木全体からにじみ出ていますので

自分はずーっと好きです。

 

ただ、その良く分からない感情ばかりではなく

 

常に知識は入れていくように努めていかなければと

思う、そんな1日でした。ありがとうございました。

 

そんな中、今日はショップ注文のナツハゼを

自分が梱包していたんですが、

あまりにもきれいなナツハゼにやられ、

早く梱包しなきゃいけないのに

またまた画像を撮ってしまいました。

是非、ご覧ください!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、お問い合わせで何件か似たようなご質問を

いただきましたのでこの場で回答させていただきたいと思います。

 

Q.一番お勧めな樹種は何ですか?一番好きな樹種は?

 

ちょっと前までは即答も即答で

「アオダモ」です!!

と言い続けてきましたが、自分も年齢を重ねてきたせいなのか、

それとも、アオダモに飽きてしまったのか?

そもそも、木に対する純粋な気持ちが失われてしまったのか。。

いずれにせよ、

初めて「ちょっと、待てよ...」ってなったんです。

 

 

そこで数日考えてたんですね。

 

ポットの草取り作業をしながら。

 

で、出たんですよ。答えが。

一番といわれると実際そうなのかな?

と思うところもありますが、

アオダモを追い越せ追い抜けで

 

「ナツハゼ」

 

最近、本当に好きなんです。

そのナツハゼがこちら 

 

 

残念なのが、自分で画像を見て

これじゃあ、この想い、伝えられないなって感じです。

1本の苗木を全景で撮れば良かった。。。

 

ちょっと説明すると、

これはポット苗の生産圃場の画像なんですが

日のよく当たる上の部分は赤で

比較的陰になりがちな下枝は緑色なんですが

このグラデーションが最高に気持ち良いんですよ。

ほんと、見てるだけでほんとに良い木だな~って

何年見続けていても良い気持ちになります。

 

この感覚何かに似てるなーって考えてたら

 

我が家で飼ってる、ゴールデンレトリバーを

撫でてる時と完全に同じ感じでした(笑)

可愛すぎて、これ以上どうこの気持ちを表現すれば

良いか分かんなくなる感じ(笑)

「何言ってんだ!」と思われるかもしれませんが

本当にそんな感じなんですよね。

 

まあ、なんにせよとんでもなく好きです。

決してアオダモが2番に降格して

ナツハゼが1番に昇格したという事ではなく、

アオダモの1番にナツハゼが並んで

1番好きな樹種が2つ並んだという事なのです(^^♪

 

なのでご質問の回答は次のとおりです。

 

A.おすすめ&好きな樹種はアオダモとナツハゼです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回の店長日記から一ヶ月以上たちましたが

「コロナウイルス」さらに拡大しています。

テレビも新聞もネットもコロナまみれ、

 

「中止」、「延期」、「自粛」、「休止」、「休校」...

ネガティブワードのオンパレードです。

つい数ヶ月前のコロナウイルスが出回っていない

時の事を忘れてしまうぐらい今は変わってしまいました。

 

そんな中、この苗木、植木生産業も何かしらの影響を

受けておりまして、植樹イベントが中止になったり

山への植林活動がストップしているため、出荷量が

減ってしまったりと。数字的に色々落ち込みそうです。

 

昔の店長日記で書いたこともあったかもしれませんが、

 

「木はとにかく自然だ。暖かくなれば芽吹いて葉や花を咲かせ、

寒くなれば紅葉して落葉する。

木から見れば人間は忙しく見えるだろう。

嬉しい時には元気になり、悲しい時には元気をなくす。

四季とは関係なく感情の起伏と行為が何度も何度も

幾度となく訪れる。人間は忙しいな。」

 

今も圃場に植えてあるアオダモもアオハダも

コロナウイルスが出回る以前となんら変わらず

そこに立っています。

こちらの地方もだんだん暖かくなり、

芽が膨らんできてもう少しで葉を出そうとしています。

なんかこういう感じすごく癒されるんですよ。

自分が生まれるはるか前から存在している木という

人生の大師匠が

「人間は大変だな。ひとまず、

俺は暖かくなってきたから葉を出すぜ」って

言ってるような気がして。

癒されるというか、色々考えすぎないで

シンプルに今大事な事、大切な事を

考えて行動すれば良いんじゃないかと

思わせてくれるんですね。

 

自分もとうとう40歳を超えてきて

木と会話できると思い込んでいる

怪しいオジサンになりつつあります(笑)

 

 

うちで働いている従業員の子が、

「いつも色々お世話になってるので、これ。」

と言って今では売り切れで全然買えない

「除菌スプレー」を持ってきてくれたのです。

素晴らしいですよね。最高ですよ。最高です。

 

この先、本当にこの世の中

自分の身を守るマスクやスプレーなどが

本当に買えない世の中になるようだったら

次は自分がそのもらったスプレーを

そのまま彼にあげたいと思っています。

 

これが今一番大事な感情で大切な事だと

思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

世間を賑わしている 「コロナウイルス」

まあ、困ったものですね。

 

これのおかげでマスクは全品売り切れ。

なんかまだ残ってるなと思ってみたら

ホットアイマスク(笑)

 

いつも山積みになってるはずのホームセンターの

トイレットペーパーの山が無くなって

普段は晒されることの無い、

下に敷かれてる薄いコンパネの板が

なんか恥ずかしそう(^^♪

 

 

学校を休みにしたせいか

カップラーメンコーナーはスカスカ。

こんなにカップラーメン売れてるのに

ほとんど手を付けられないカップラーメンも

あったりして。なかなか面白いです。

 

様々な情報発信ツールが蔓延している現代は、

良い事でも悪い事でもすぐに広がり、

みんな情報を共有する。共有したあとは

人それぞれの価値観が巧妙に交錯し、

今度はその意思、意見を何らかの形でOUTPUTする。

知るという事はとても便利で満足感や優越感、

様々な〇〇感を得ることが出来ます。

しかし、その反面絶対についてくる

マイナスの〇〇感もあって...

 

この前、ある人と話をしてた時の事です。

 

こういう時代嫌だわーって言ってて、

昭和が良かったな~とか、

平和ボケしてる今じゃなく

高度経済成長期の頑張っている

日本の時代に生まれたかったな~  

って言ってました。

自分も同感なところはあります。

ただ、その時代の人達も今の人と同じく

より良い暮らしを求めて

頑張ってたり行動してたと思うんですよ。

その集大成が現代日本です。

より良い暮らしを求めすぎると

今の状態になるんなら、それはそれで

人間であるがゆえの宿命というか

避けられない運命性を感じますよね。

そうなら、観念してある程度自然体でいたいですね。

同じ人間同士、くさい言葉でありきたりですが

思いやりをもって良いコミュニティーを

作って生活していきたい。

 

ちょっと意味が分からない店長日記になりました。

すいませ~ん(^^♪

 

全国の天気予報でほぼ春の訪れ予報がされてるのに

なぜかこっちの地方は全然冬な感じなので

不平不満な気持ちが出てきています(笑)

 

 

しかし、今年は全然雪が降りません。

全然です...

 

ここ北東北は、例年今の時期にはかなりの積雪があるのが

普通で、毎日のようにしんどい雪かき作業がつきもので、

とんでもない積雪のためにままならない事が多々あったりして、

いつも雪の無い地域を羨ましく思っていました。

ただ、今年のように雪がほぼ無いような年に遭遇すると

それはそれで何か調子がくるいます。拍子抜けです。

まあ、これはこれで慣れていくんでしょうけど、

夏は暑い、冬は寒くて雪、

こんな感じのセオリーが崩れているような

なにかしらの不安を感じてるんですよね~。

気候とともに仕事をしている自分からしたら

なんか不安です。

 

今の時期はビニールハウスの中にこもって

ポットの鉢替え作業がメインでやっております。

自分は事務的作業が多くて、ちょっと違いますが...

ポットの鉢替えとは

今入っているビニールポットの中で根が回りすぎないように

大きい鉢に入れ替えて、健全な苗木の成長を促すために

行う生産作業になります。

この鉢替えは、やらなくても枯れはしないのですが

やるとやらないでは成長具合が大違いの桁違いなんです。

ただ、おかげさまで一昔前と比べると数万本も

鉢替えの本数が増えているので、なかなかの作業なんです。

その鉢替えを来月中旬ぐらいまでに

終わらせないといけないんです。

次はそのビニールハウスの中に種を蒔いた育苗箱を

並べる作業がやってきますので、さっさとやらないと

 

ビニールハウスの中が空かない

育苗箱が並べられない

苗木の発芽が遅れる

苗木の成長に響く

売れる規格の商品が作れない

 

こういう図式になっているので、まあまあ大変です。

 

こういう感じでなんだかんだありますので

 

あまり雪は降らないでほしいですね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新年あけましておめでとうございます!!

 

まず、昨年2019年を振り返ってみます。

 

 

このショップは本来植木の販売をメインで

これまで営業してきたわけですが、昨今の配送状況によって

植木の販売停止を余儀なくされた大事件な年が2019年。

これに尽きます。

ショップを開業して一番記憶に残る年だと思っています。

 

売り上げは開業以来、最も低い水準。

お問い合わせと言えば、

植木の販売再開についてがほぼ全て。

 

まあ本来、業者間の取引メインの生産卸販売が主体の

会社ですのでネットの売り上げが落ちても

それはそれで大丈夫なのですが

とにかく屈辱ですよね

何よりも、当店で販売している植木を

こんなにも気にかけてくれるお客様が

沢山いるのを分かっていながら

普通にただ普通に対応することが出来ない事が

本当に申し訳なく残念に思います。

これまで、普通だった事が全く普通ではなくなることが

こんなにも衝撃的な事なんだなと実感した年でした。

 

 

 

そこで新年が明けた2020年。

さあ、どうしましょう。

引き続き植木の配送を可能にするように

強く動いていく年だと思っています。

 

植木だろうと苗木だろうとアオダモはアオダモです。

しかし、樹木本来の魅力がMAXになるのは

樹高2m以上ぐらいからだと思っています。

 

苗木は人間で例えると赤ちゃんです。

それはそれで可愛いのですが、赤ちゃんの期間が

人間一生の一番のピークではないですよね。

 

頑張りたいと思います。

 

2020年も

植木と苗木の専門通販サイトNext Green Marketを

どうぞ宜しくお願い致します!!

 

 

 

 

紅葉時期もまあまあ中盤を過ぎ、落葉シーズンに

突入してきました。

そこで、紅葉といえばコレ!!

というぐらい綺麗な紅葉を見せてくれる

樹種を紹介致します。

携帯で撮ったので、ちょっと色具合が少し違うな~

と感じる部分もございますが、どうぞ!!

 

やっぱり、ちょっと違うのでもう1枚。

 

もう1枚。

 

 

まあ、綺麗です(^^♪

メグスリノキなんて変な名前ですが、立派な日本産の在来種なんです。

この紅葉が良いのは間違いないのですが、

自分はこの木の冬芽が好きですね。

ちょっと画像が無いので、うまく説明できませんが、

一言で言うと「高価そう...」(笑)

もともと、メグスリノキは希少的な部分も含め、

値段が高めの木ではあるのですが

冬芽を見ればわかります。なんか高そうなんですよね♪

 

この仕事をしていて何の木が好きなんですか~?って

聞かれたら、候補の中に絶対にあがる一つではありますね。

本当に個性的で、独創的な魅力がある木です。

 

 

 

 

 

今年もやってきました。

種取り時期真っ只中です。

今年は例年に比べると種のつきが

いまいちな気がします。

そんな中で出会った木がこれ

 

 

『マユミ』です。

 

この見事なピンク色にいちいち感動します♪

それも毎年。全然見飽きない。

毎年、「おー!!!」ってなります(笑)

 

すごく人工的な色だなと思うぐらい

わざとらしい鮮やかさで、

山で見かけると尚更引き立つピンク色。

 

ここまできれいなピンク色の種子は

日本には無いんじゃないでしょうか?

通常、実と言えば赤。マユミも種自体は赤ですが

その種子を包んでいる表皮がこのピンク色になります。

 

ピンク色の表皮をまとうマユミのハイスペックさに

えらく感動します(^^♪

マユミがこの世に誕生した太古の時代から

この状態なんでしょうか?

そうなると、太古の昔から自分のように感動している人が

いるという事ではないでしょうか!!

太古の昔から普遍的なピンク色を見せ続けているかもしれない

マユミにまた感激です(笑)

 

人工的な園芸品種には無い、落葉樹の良さが

ここ日本にはたくさんあるんです。